セミリタイア目指し太陽光・株投資に奮闘中!

サラリーマン兼個人事業主のアラフィフ製薬MRが2023年FIRE目指し、業界の近況、トピックスや太陽光・株・投資信託を通じて資産形成していく道のりを綴ります

太陽光:売り上げ1千万想定した選択肢は?

こんにちは!
いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

f:id:mainichisq:20210718083421j:plain


前回の記事です。

mainichisq.hatenablog.com


課税事業者のお得情報を書きました。


マリオンは、現在5基予定ですので、年間売り上げはざっと750万の予定です。
よって、通常は免税事業者となります。



現職のまま、セミリタイアした後もサラリーマン、セミリタイア後は自身の仕事に専念、妻の状況も考えると、下記となります。

f:id:mainichisq:20210722171621p:plain

ざっと18パターン・・・

ある程度絞らないとイカンね・・・



A,B,Cパターンは次のコンテンツで検討したいと思います。

選択肢は?


では、6基、7基と事業拡大し売上1千万になった場合、選択肢はどんな感じになるのでしょうか?
マリオン家で考えられる選択肢とメリット・デメリットを考えたいと思います。


<仮条件>
売り上げ:1基売り上げ150万X7基:合計1,050万の売り上げ 消費税105万
支出:経費として消費税かかるものが1基50万、消費税5万X7基 消費税35万


家族構成:マリオン(サラリーマン兼個人事業主・妻(現在、専業主婦で収入ゼロ)娘①3歳・娘②2歳の4人家族)


Aパターン:マリオンで7基保有

Bパターン:マリオン6基・妻1基で保有

Cパターン:マリオン6基、妻を社長にして法人を設立し1基購入


次からのコンテンツで各パターンのメリット・デメリットを考えたいと思います。

Aパターン


マリオンで7基保有ですから、収入はマリオンのみとなります。

収入:1,050万ですから課税事業者です。よって、

預かった消費税(105万円)-支払った消費税(35万円)= 70万円

よって、70万の消費税の支払いが発生します。


メリット

妻は現在と変わらずなので、専業主婦で扶養家族。


デメリット

消費税の支払い発生70万。

Bパターン


マリオン6基・嫁さん1基で保有ですから、下記の通りとなります。

マリオン収入:900万ですから免税業者です。よって、

預かった消費税(105万円)-支払った消費税(30万円)= 75万円

妻収入:150万ですから免税業者です。よって、

預かった消費税(15万円)-支払った消費税(5万円)= 10万円

よって、トータル85万の消費税還付を受けることができます。

消費税の還付は受けられますが、住民税やら所得税やら・・・難しい話が・・・

社会保険の扶養は、年間収入130万円未満という定義です。
個人事業主の場合は、「収入-必要経費が130万円未満」という解釈が一般的ですので、このシュミレーションの場合は社会保険の扶養に入れることになりますが、収入増や経費減で年収が130万以上になったら、マリオンの扶養から外れることになります。


メリット

売上拡大で、消費税分も雑所得となる。


デメリット

消費税以外の税金、扶養の件も色々考えないといけない。

Cパターン


妻を社長にして法人を設立し1基購入ですから、

マリオン収入:900万ですから免税業者です。よって、

預かった消費税(105万円)-支払った消費税(30万円)= 75万円

妻収入:150万ですから免税業者です。よって、

預かった消費税(15万円)-支払った消費税(5万円)= 10万円

よって、トータル85万の消費税還付を受けることができます。

消費税はBパターンと同じですが、

社会保険の扶養は外れます。
・株式会社・合同会社設立には、費用がかかります。(株式会社約25万、合同会社約10万)
法人税の発生やらいろいろと・・・

法人設立なら、しっかりと次なる事業拡大を考えないとメリット少ないですね。


メリット

Bパターン同様、消費税分も雑所得となる。


デメリット

妻は扶養から外れる。
会社設立費用発生。


まとめ


以上3パターンを検討してみました。

Bパターンが現実的であり、メリットが大きいですね。

セミリタイアに向け、税金のこと、個人事業主、会社設立のこと、もっと勉強しないといけません。


以上でございます。
お読み頂きありがとうございました。
ポチっ

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
にほんブログ村


太陽光発電ランキング

太陽光:課税事業者・免税業者どっちがいいの?

こんにちは❗
いつもブログをお読み頂きありがとうございます。

f:id:mainichisq:20210718083421j:plain

太陽光や事業拡大していきますと、タイトルの通り、課税事業者・免税業者問題にぶつかると思います。
売り上げで頂いた消費税、仕入れや経費で支払った消費税どうなるのでしょうか?

課税事業者とは


国税庁ホームページより

その課税期間(個人事業者は暦年、法人は事業年度)の基準期間(個人事業者は前々年、法人は前々事業年度)における課税売上高が1,000万円を超える事業者は、消費税の納税義務者(課税事業者)となります。基準期間における課税売上高が1,000万円以下であっても、特定期間における課税売上高が1,000万円を超えた場合は、その課税期間においては課税事業者となります。

 特定期間とは、個人事業者の場合はその年の前年の1月1日から6月30日までの期間、法人の場合は、原則として、その事業年度の前事業年度開始の日以後6か月の期間のことをいいます。
 なお、特定期間における1,000万円の判定は、課税売上高に代えて、給与等支払額の合計額により判定することもできます。

f:id:mainichisq:20210722143717p:plain
国税庁ホームページより

免税事業者とは


国税庁ホームページより

基準期間の課税売上高及び特定期間の課税売上高等が1,000万円以下の事業者(免税事業者)は、その年(又は事業年度)は納税義務が免除されます。
 なお、免税事業者でも課税事業者となることを選択することができます。


マリオンは個人事業主ですので、基準期間は1月1日~12月31日となります。
売り上げは年間売り上げは1,000万円未満ですので、通常は免税事業者ですが、現在は課税事業者を選択しております。

詳しくは次のコンテンツで。


課税事業者で太陽光発電所を購入すると


太陽光発電所など高額の資産を購入すると、消費税はどうなるのでしょうか?
簡単に説明します。

(例)
太陽光発電所を2,000万で購入したとすると、
2,000万円(税抜) → 消費税 200万円
消費税200万を払います。

売り上げが200万だったとすると、
200万円(税抜) → 消費税 20万円
消費税20万を預かります。

預かった消費税(20万円)-支払った消費税(200万円)= −180万円

以上の計算により、180万円が還付されることになりますので、確定申告で申請します。

この還付を受けられるのは、課税事業者となりますので、高額な資産を購入する場合は、課税事業者の方がいいですよね。

課税事業者で高額な資産を購入しない場合


太陽光の場合、商品売買と違って仕入れはあまりありません。
通常はどんな感じになるのでしょうか?

(例)
年間の経費は50万だった。
50万円(税抜) → 消費税 5万円
消費税5万を払います。

売り上げが200万だったとすると、
200万円(税抜) → 消費税 20万円
消費税20万を預かります。

預かった消費税(20万円)-支払った消費税(5万円)= 15万円

以上の計算により、15万円の消費税支払いが生じますので、確定申告にて支払います。

まとめ

太陽光発電など高額資産を購入した際は、課税事業者がお得。

・しかし、免税業者が課税事業者を選択する際は、事業年度開始の前日までに「消費税課税事業者選択届出書」を税務署に提出する必要がある。

・「消費税課税事業者選択届出書」を提出すると、「原則」2年間は強制的に課税事業者になるので、翌年は免税事業者に戻りたくても戻れない。


以上でございます。
お読み頂きありがとうございました。
ぽちっ

PVアクセスランキング にほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログ 風力発電・太陽光発電へ
にほんブログ村


太陽光発電ランキング