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サラリーマン兼個人事業主のアラフィフ製薬MRが2023年FIRE目指し、業界の近況、トピックスや太陽光・株・投資信託を通じて資産形成していく道のりを綴ります

わかります?早期退職と希望退職の違い?

こんにちは!
いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます!

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5月17日のネットで、パナソニックが大規模リストラを実施するとの記事を見かけました。

簡単に記載しますと、早期退職プログラムを実施し「割増退職金:上限4000万円」を支払うとのこと。対象は勤続10年以上かつ59歳10カ月以下の社員となっていますが、実質は 50歳以上世代を狙っているらしいです。

で、パナソニック側は、従業員のキャリア形成を支援する制度活用でありリストラではないことを強調しているそうで、人員削減を目的としたものではないとの姿勢だそうです。

まあ、読んでると「あるある」ですよね。会社側はリストラです。と言いにくいでしょうし、社員のキャリア形成の支援としたほうが聞こえがいいでしょうしね。。。

この記事読んで思ったのですが、よく耳にする「早期退職制度」と「希望退職制度」って同じなのか、違うのか?興味がわいたので調べてみました。


<もくじ>

早期退職制度とは?


早期退職制度とは、従業員に対して定年前に退職を促し、応じた社員に退職金を優遇する制度で、中長期的に経営上必要な、過剰人員を削減したり年齢や職種等、人員分布の偏りを是正したりする目的で実施される。
また、シニア層に対して、セカンドキャリアを促し将来の生活設計を支援することも目的として実施されることもある。

よって、早期退職制度は人事制度の1つの選択肢として恒常的に運用されます。

希望退職制度とは?


希望退職制度も定年前の従業員の中から希望者を募集して、それに応じた従業員に退職金を優遇するので、早期退職制度と似ています。
しかし希望退職制度は、経営状態悪化や組織再編、それに準じた状況等で緊急的に雇用調整が必要となった際に臨時で実施される。

緊急に雇用調整する場合に短期で一時的に実施されるという点が、恒常的に運用される早期退職制度とは異なる。

早期退職制度と希望退職制度の違いは?


ん?退職金等の優遇はどちらも一緒ですよね?

従業員目線だと、早期退職(恒常的)・希望退職(一時的)ってこと?


記事からは今回のパナソニックは、早期退職制度の実施と読み取れます。

しかし、、、さらに記事を読んでみると、、、

21年3月期決算で、四半世紀ぶりに売上高7兆円を切った。。。
縮小ベクトルが止められない。。。
業績停滞。。。

こんな文字もあります。ってことは、業績悪化による希望退職制度なんじゃない?
んー、、、わからんわからん!!

早期退職(恒常的)と言っておいて、希望退職(一時的)になることもあるんじゃない!?

ここはグレーにできるところなのでしょうか?専門家ではないのでわかりませんが。。。



会社目線のメリット


・人件費は大きなコスト、コスト削減できますよね。

・シニア層(賃金高い)を減らし、若手(賃金安い)を採用すれば、世代交代、年功序列からの脱却、新陳代謝が図れる。
・社員の緊張感が走り統制が取りやすくなる。

社風を変えるチャンスになる。

こんなメリットがあると思います。

会社目線のデメリット


・辞めてほしくない優秀な人材の流出も起きる。

・残った社員のモチベーション低下。
上乗せ退職金のコストがかかる。

再就職支援等のコストもかかる。

こんなデメリットがあると思います。

従業員目線のメリット


割増退職金が支給される。

・退職金を手にし、キャリアアップや自身の望んでいた第二の人生をスタートできる。

・会社都合退社なので失業給付金も早く受け取れる。

こんな感じでしょうか。

従業員目線のデメリット


・早期退職後、会社勤務しないで国民年金となる場合、社会保険・厚生年金への加入期間が短くなってしまうため、年金が減る可能性がある。

自身が望んだ第二の人生にならないケースも、、、収入減少、再就職困難など。

・退職しなければ良かったとの後悔の念。

こんな感じでしょうか。

うちの会社の場合は?


会社統合した当時は、きっと希望退職制度活用だったんだろうな。そりゃ、人員削減したかったでしょうし、そうしないと統合の意味や効果がないですもんね。

よくよく考えてみると、その後も2年に1回ぐらいのペースで、実施してるな。。。
上司から、面談しながら退職金試算書渡されて、「ほうほう、こんな金額貰えるんだぁ。」と思ってました。

この当時は、この会社で頑張ると思っていましたし、退職勧告っぽいこともなかったので、、、

希望退職制度(一時的)も、2年に1回定期的に実施すれば、早期退職制度(恒常的)じゃん!


まとめ


会社側は希望退職制度、早期退職制度を活用し、会社の健全化を図ります。そのために人員の適正化は必要。

会社は、残って欲しい人、辞めて欲しい人を区別しているでしょう。

今、活躍している人だって、永遠に残って欲しい人であり続けるとは限りません。

自分の人生なんで、様々なリスクを考慮し、会社に依存することなく、できることを今、実行しましょう!




お読み頂きありがとうございました❗️

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